親の買い物への付き添いが負担になってきたら、まず「移動・店内での手助け・荷物・支払い」のどこに時間や体力を使っているかを分けてみてください。
本人が自分で選びたい物を残しながら、重い品目の配送や家族の分担を組み合わせる方法があります。
すべての付き添いを急にやめるか、今までどおり続けるかの二択で決めなくても大丈夫です。
親が続けたい買い物と、家族だけでは続けにくい作業を分けて話し合いましょう。
付き添いで疲れる場面を作業ごとに書き出す
「買い物に付き添う」の中には、出発の準備、移動、店内での商品探し、会計、持ち帰り、収納までの作業が含まれます。
どの工程を担当しているかを書き出し、他の家族やサービスへ頼む範囲を具体的にしておきましょう。
| 負担の例 | 切り分ける作業 | 見直しの候補 |
|---|---|---|
| 一回の外出が長い | 店の移動・商品探し・会計待ち | 店と購入リストを事前に絞る |
| 仕事や家事と両立しにくい | 毎回の日時調整・送迎 | 対応できる曜日を決め、他の担当を相談 |
| 荷物が重い | 飲料や米の運搬・自宅の階段 | 重い品目を配送へ分ける |
| 何度も買い足しが必要 | 在庫確認・予定外の依頼 | 必要な日と残量を共有する |
例えば、店内で一緒に選ぶ時間は残し、飲料の持ち帰りだけ減らせるなら、本人の希望を保ちやすくなります。
負担を「親の性格」の問題だけにせず、まず変えられる作業や予定を見つけていきましょう。
本人が選びたい物と任せられる物を聞き分ける
付き添いの方法を変える前に、親が買い物のどの部分を楽しみにしているか、何を手伝ってほしいかを聞きます。
生鮮食品を自分で見たいのか、決まった商品が手に入ればよいのかによって、残したい外出は変わるものです。
話す際は「もう付き添えない」だけで終わらせず、自分が難しい工程と代わりにできることをセットで伝えてみてください。
例えば、「週末に一緒に食品を選ぶことは続けたいけれど、お米と飲料を毎回運ぶのは難しいので、その分だけ配達を試したい」という伝え方があります。
これは話し合いのための例であり、本人の希望や家族の事情に合わせて言葉を変えて構いません。
商品を代わりに注文する場合も、好みや予算を決めつけず、最初の一回を受け取った後に合っていたか確認しましょう。
「手伝えること」だけでなく「続けるのが難しいこと」も伝えて、双方が予定を立てられる形を探してみてください。
回数を減らす前に補充と分担の予定を決める
付き添いの回数を減らすなら、次の買い物までに必要な食品や日用品をどう確保するか決めておきます。
外出を減らすだけで不足を残すより、在庫確認、注文、受け取りを誰が担当するかまで組み合わせましょう。
他の家族へ相談するときは、「たまに代わってほしい」より、月のどの日を担当してほしいか、何を頼むかを具体的にします。
家族全員が近くに住んでいなくても、本人の同意とサービスの条件に沿って注文を手伝う、予定をまとめるなど、運搬以外の分担も候補です。
親の予定や体調によって変更が必要な場合は、誰に連絡するか、予定が合わない日は何を届けるかも相談しておいてください。
荷物だけの問題なら宅配と外出を分ける
店へ行って自分で選ぶことはできても、持ち帰りが難しいなら、すべての買い物を代行に変える必要はありません。
水や米、かさばる日用品だけ宅配へ分け、付き添う日は少量の買い物にする方法を検討できます。
道具や経路の選び方は、買い物の荷物が重いときの対策で確認してください。
宅配を使う場合は、親が受け取れる日時か、冷蔵・冷凍品をしまえる量かも確認しましょう。
定期的な配送を始めるときは、注文の変更や休止の連絡を誰がするか決めておくと、家族の新しい作業が見えやすくなります。
本人と家族への相談は、変える作業を一つに絞って伝える
「もう付き添えない」だけでは、本人が何を失うのか、代わりにどう買うのかが分からず、話が進まない場合があります。
希望と、自分が続けられる範囲、代わりの案を一緒に伝える言い方を準備してください。
| 相談する相手・場面 | 伝え方の例 |
|---|---|
| 本人が店で選びたい | 「店へ行く日は残して、米と水だけ届けてもらう方法を試さない?」 |
| 毎週の付き添いが難しい | 「今後は月2回なら一緒に行ける。間の週に足りない物をどう補うか決めたい」 |
| 離れて暮らす家族へ分担を頼む | 「月の第2週と第4週の在庫確認と注文を担当できる?受け取りは本人と確認したい」 |
| 宅配への抵抗がある | 「普段の買い物を全部替えず、日用品を一回だけ頼んで、使いにくければ見直そう」 |
これらは話し合いのための例文で、本人の同意なしに回数や購入方法を決定するためのものではありません。
一度に全部変えず、重い品目だけ、注文の操作だけなど、一つの負担を小さく試すと、続けやすさを本人と確認できます。
試した後は、届いた量・代金・本人が選べたか・家族の手間が減ったかを見て、合わない点を修正しましょう。
家族の都合が合わない週に備え、代わりの連絡先や購入方法も、本人が分かる場所に残してください。
家族だけで続けにくいときは相談先を分けて探す
高齢の親の生活や介護も含めて困っている場合は、親が住む地域を担当する地域包括支援センターへ相談してみてください。
厚生労働省の地域包括支援センターの案内では、高齢者の総合相談などを担う機関として説明されています。
センター自体が買い物へ同行するとは限らないため、利用できる地域の支援や相談先を聞く窓口として考えてください。
すでに介護サービスを利用している場合は、担当のケアマネジャーへ、付き添う回数と家族が難しい工程を伝えて相談しましょう。
民間の手助けを探す場合は、商品の購入代行、店内の付き添い、身体的な介助、車での送迎を区別する必要があります。
名称だけで全部含まれると思わず、対応できる作業、地域、最低利用時間、交通費を事業者へ確認してください。
配送や購入を頼める先は、ダレカニの買い物代行カテゴリーでも探せます。
付き添いや送迎も希望する場合は、その対応があるかを個別に聞いたうえで相談しましょう。
家族や相談先へ伝えるメモを開く
欄内を選択して、ご自分のメモへコピーできます。
購入方法の全体像は、買い物に行けないときの選択肢で比較できます。
付き添いや購入を頼む予算は、買い物の手助けにかかる費用で、最低利用時間や交通費も含めて整理できます。
参考にした情報
利用条件と一次情報の確認日は2026年10月13日です。



