家事代行の料金は、時間単価だけでなく、最低利用時間・利用回数・交通費・追加する作業を合わせて比べます。
同じ「1時間あたり」の表示でも、掃除と料理で最低時間が異なり、定期と一回利用で単価が変わる場合もあるため、プランの条件が比較の前提です。
この記事では、公式の料金例を使い、無理なく続けられる予算を一回分と月ごとの総額から考えます。
まず頼みたい作業と回数を決め、その条件で支払う総額を確認しましょう。
家事代行の料金は一回分の総額で比較する
時間制の料金は、次の式を出発点にします。
一回の予算=時間単価×利用時間+交通費+その回の追加費用。
定額プランの場合は、表示額に含まれる時間と作業範囲を確認してください。
| 確認項目 | 見積もりで見ること |
|---|---|
| 最低利用時間 | 一時間だけ頼めるか、二時間・三時間などからの利用か |
| 時間の単位 | 延長は何分単位か、作業を追加した場合の扱い |
| 交通費・移動費 | 一回ごとか、遠方や駅からの距離で追加されるか |
| 道具・食材 | 自宅の物を使うか、用意や購入が別料金か |
| 指名・鍵・曜日 | 希望する条件に料金が加わるか |
| 変更・キャンセル | いつまで変更できるか、料金が発生する時点 |
最安の時間単価だけを見て、希望する時間数を自由に選べるとは考えないようにしましょう。
対応地域と空き枠が合うかも、料金比較と一緒に確認する必要があります。
公式の料金例から定期と一回利用の違いを見る
以下は2026年10月9日に確認したCaSyのお掃除代行の料金例です。
税込・交通費一回880円で、二時間利用、指名や鍵などのオプションなしとして計算しています。
| 利用方法 | 一時間の料金 | 二時間+交通費の一回額 |
|---|---|---|
| 一週間に一回の定期 | 2,790円 | 6,460円 |
| 二週間に一回の定期 | 2,890円 | 6,660円 |
| 四週間に一回の定期 | 3,190円 | 7,260円 |
| スポット(一回利用) | 3,490円 | 7,860円 |
これは一社の料金例で、家事代行全体の平均相場やダレカニの共通料金ではありません。
CaSyは2026年12月1日に料金改定を予定しており、二時間以上のお掃除代行は上の単価から、それぞれ2,950円・3,050円・3,350円・3,650円へ変わる案内があります。
利用日が改定後なら、新しい単価で計算し直してください。
定期プランは単価だけで決めず、曜日・回数・変更条件が生活に合うかを見て選びましょう。
家事代行の月額は訪問回数と月ごとの費用を分ける
月の予算は、一回の総額に、その月の訪問回数を掛け、月単位のオプションを加えます。
先ほどのCaSyのお掃除代行の例では、一週間に一回・二時間を月四回利用するモデル計算は6,460円×4回=25,840円です。
同じ条件で五回利用する月は32,300円になるため、「毎週」と「毎月四回」を同じものとして見積もらないでください。
二週間に一回・二時間を月二回利用するモデルは、6,660円×2回=13,320円になります。
いずれも2026年11月30日までの単価と交通費だけによる計算例です。
実際の請求額は、訪問日・契約・追加条件を合わせて確認してください。
予算の上限を決めるときは、通常の月だけでなく、訪問が一回多い月や作業を延長する場合も確認しておくと予定を立てやすくなります。
一人暮らしでは頼む場所と最低時間を合わせる
一人暮らしの費用を抑えたい場合は、部屋全体を毎回頼むより、困っている場所を具体的にして相談します。
「浴室とトイレを優先」「洗濯物をたたんで収納まで」など、終えてほしい範囲と優先順位を伝えましょう。
小さな部屋でも、汚れの状態や準備に必要な作業で所要時間は変わります。
最低時間の中で別の家事も頼めるかは、事業者の対応範囲を確認してから決めてください。
自分で続ける家事と頼む作業を分ける際は、一人暮らしの家事の回し方も参考にできます。
料理・作り置きは食材費と買い物を別に確認する
料理の予算では、調理料金に加えて、食材の購入費と買い物を頼む費用を分けます。
CaSyのお料理代行は三時間以上・一時間単位の利用で、2026年11月30日までのスポット単価3,490円に交通費880円を加えると、三時間のモデルは11,350円です。
食材費はこの計算に含めていません。
買物代行を追加する場合は、同日確認の案内で一回1,650円、食材購入費は別途実費となっています。
買物代行の追加料金も12月1日から2,150円へ変わる予定のため、利用日で確認してください。
品数だけで判断せず、食べる人数・苦手な食材・保存容器・冷蔵庫の空きと、片付けを含む作業範囲を伝えましょう。
買い物の時間と調理の時間がどう配分されるかも、依頼前に聞いておくと希望する内容を相談しやすくなります。
初回は、優先する家事と時間切れ時の終え方を伝える
二時間の依頼で掃除と洗濯と料理をすべて終えられるとは限らないため、最初に優先順位を伝えましょう。
例えば「台所と浴室が最優先、残り時間があれば床」という形にし、必要な道具と対象外の作業を事前に確認します。
初回は物の場所や希望を説明する時間が必要か、依頼時間に含まれるかも聞いておくと、実際の作業量を見積もりやすくなります。
終わる時刻に作業を追加するのではなく、延長できるかと料金、できない場合にどこまで片付けて終えるかを決めてください。
定期契約の前に、初回で終わった範囲と残った作業を記録し、希望する頻度で予算内に収まるかを比べます。
一回の安さだけでなく、自分が残す家事と訪問のない週の負担まで合わせると、続ける条件がはっきりします。
比べる前に同じ条件の見積もりメモを作る
事業者ごとに違う条件で見積もると、安く見える理由が作業の少なさなのか、単価の違いなのか分かりにくくなります。
次の欄をコピーし、同じ条件を伝えて比べてください。
見積もり相談メモを開く
欄内を選択してメモへコピーし、ご自分の条件を書き足せます。
洗濯の負担に絞って検討する場合は、洗濯物がたまるときの工程別の対策を確認してください。
分担や工程の見直しから検討したい場合は、家事を時短する方法へ戻って、残る作業を選びましょう。
条件を整理できたら、ダレカニの家事代行カテゴリーで、掲載サービスの料金・地域・作業内容を比較できます。
紹介した公式料金例を他の掲載サービスへそのまま当てはめず、希望する条件での総額を各事業者に確認してください。
参考にした情報
料金・利用条件と一次情報は2026年10月9日に確認しています。



