マットレスを捨てるときは、まずスプリングの有無と、お住まいの自治体が受け付ける品目名を確認しましょう。
同じ「マットレス」でも、折りたたみ式と金属ばね入りでは、収集方法や手数料が違うことがあります。
この記事では、種類の調べ方から申込み、搬出までを整理し、市が収集しない場合の相談先も紹介します。
捨て方を決めてから、運び出す日を決める。
種類・受付先・出す場所の3点が分かれば、切ったり運んだりする前に必要な準備を絞れます。
最初にスプリングの有無とサイズを調べる
品質表示、購入時の商品ページ、取扱説明書から、ウレタン・樹脂繊維などの素材か、ボンネルコイル・ポケットコイルなどの金属ばね入りかを調べましょう。
厚さや手触りだけでは判別できないため、分からなければ型番と写真を販売店へ伝える方法もあります。
| 手元のマットレス | 申込み前に確認すること |
|---|---|
| 三つ折り・薄型など | スプリングの有無、広げた寸法、自治体が指定する測り方 |
| ボンネルコイル式 | 金属ばね入りとして収集できるか、品目名と料金 |
| ポケットコイル式 | 別の品目・別料金になっていないか |
| 種類不明 | 型番、ラベルの写真、購入店への照会 |
幅・長さ・厚さをメモし、運ぶ場合は重さも商品情報で確認します。
ベッドフレームも一緒に処分するなら、マットレスと同じ申込みでよいか、別の品目になるかも受付時に尋ねてください。
自治体の案内は品目名まで合わせて確認する
自治体のホームページで「マットレス」「スプリングマットレス」「ベッドマット」の順に調べ、収集、持込み、市で処理できないものの案内を確認します。
検索結果の短い説明だけで決めず、現在の受付条件と対象地域まで読むのが確実です。
実際に、長野市の案内ではスプリング入りを集積所へ出せず、購入店や案内された許可事業者などへ相談する方法を示しています。
松山市も家庭のスプリングマットレスを市で収集せず、持込み先と、運べない場合の収集運搬先を分けて案内しています。
これはそれぞれの地域の例であり、全国共通の出し方ではありません。
「粗大ごみで出せるらしい」と分かっても、まだ運ばなくて大丈夫です。
種類に合う受付先と、指定の搬出場所を先にそろえましょう。
収集と持込みは運ぶ負担も含めて選ぶ
| 方法 | 向いている状況 | 先に確認する条件 |
|---|---|---|
| 自治体の予約収集 | 指定場所まで運べて、収集日を待てる | 予約日、処理券、出す時刻と場所 |
| 自治体が認める施設への持込み | 受入施設まで安全に運べる | 受付品目、予約、本人確認、車両や料金の条件 |
| 買替え時の販売店引取 | 新しい寝具の購入と入替えを予定している | 対象商品、配送方法、引取数、搬出範囲 |
| 自治体が案内する処理先 | 市の収集対象外、または自分で運べない | 対応品目、収集運搬の資格・委託、見積もり |
持込みは、受入れを確認してから車両と経路を手配します。
無理に車へ押し込むと、視界やドアの開閉を妨げることもあるため、積めない場合は収集の選択肢へ戻しましょう。
費用は処分の手数料と搬出料金を分けて見る
自治体の手数料は、地域・種類・サイズ・受付方法で変わります。
たとえば稲城市は2026年10月1日受付分から、ポケットコイル式ベッドマットの粗大ごみ手数料を1枚9,600円とし、2,400円の処理券を4枚貼るよう案内しています。
これは稲城市の該当品目の例であり、マットレス全体の相場ではありません。
見積もりでは処分・室内搬出・階段作業・運搬のどこまで含むかを分けて確認してください。
販売店の買替え時引取も、購入する商品の条件と配送方法が前提になるため、引取料金だけで選ばず、室内から運んでもらえるかまで照合します。
切断や解体を始める前に受付へ確認する
スプリング入りを「小さくすれば普通のごみに出せる」と考えて切り始めるのは避けましょう。
金属ばねの処理や分別には地域ごとの条件があり、小さくしただけで通常収集の対象になるとは限りません。
解体や切断を求める案内がある場合も、その自治体の具体的な指示と対象品目を確認してから対応します。
自力では安全に扱えないときは、受付先にそのままの状態で引き渡せる方法を相談してください。
買替えと処分を同日にする前に、引取条件をそろえる
新しいマットレスの配達と古い物の引取りを同時に頼める場合も、購入すれば自動的に回収されるとは限りません。
購入する商品、配送方法、引き取るマットレスの種類と点数、室内からの搬出範囲を注文前に伝えてください。
引取り対象外なら、自治体などの別ルートの予約日まで、古い物を保管できるかも確認が必要です。
カバーを外して種類を確かめることと、ばねを取り出すための切断は別の作業なので、処分区分を変える目的で先に解体しないようにしましょう。
配送後に置き場所がなくならないよう、新品を置く部屋、古い物を通す経路、作業する人数まで決めておきます。
受付条件が合わない場合は、到着日だけを先に決めず、処分側の引渡日から再調整してください。
重くて出せないときは搬出と処分の担当を決める
マットレスは持ちにくいため、重さだけでなく、玄関の幅、階段の曲がり角、エレベーターに入るかも確認が必要です。
運べない場合の自治体支援や搬出の相談は、粗大ごみを自分で運べないときの選択肢にまとめています。
手助けを探すなら、ダレカニの片付け・不用品整理カテゴリーも選択肢です。
室内から運び出す手伝いと、廃棄物の収集運搬は別の作業として、対応範囲と担当先を確認しましょう。
環境省は、家庭ごみの回収に市区町村の許可や委託が必要であり、産業廃棄物処理業や古物商の許可だけでは回収できないと説明しています。
部屋全体の整理も進める場合は、物が多い家の片付けの順番から、残す物と手放す物を分けると処分する数が決めやすくなります。
フレームも手放す場合は、ベッドフレームの解体・搬出と回収をあわせて確認してください。
参考にした情報
自治体・販売店の受付条件は地域や商品によって異なります。
以下の案内は2026年10月6日に確認しました。



